DDDS5 改造スピーカー試聴
とんでもない音が出た。これまで何をやっていたのだろう。素人の私がやすりがけで仕上げた、それも試作版で圧倒的な結果が出たのだ。
8項目の改造だが、蝶ダンパー以外は体験してきたことなので、蝶ダンパーが圧倒的な違いをもたらしたとしか思えない。
情報量が多い、空気感も伝わる、立ち上がりの早い音、そして何故か低音もたっぷり。こんな歌い方してたんだ、こんな演奏してたんだ、ここでコーラスがかぶさっていたのか。次々と演奏の謎が解かれていく。
スピーカーを中心に半径15センチの玉が出来て、そこだけ録音時の空間とつながっている、そんな感じ。
今、誰かが部屋に入ってきたら生演奏と勘違いするだろう。
DDDS5 改造まとめ
① 鹿革エッジ
② ショートボイスコイル
DDDSはツインコイルという形式なのでそれを手前のみにした。
③ ショートネック
④ フレームの肉抜き
⑤ 錦糸線の排除
⑥ マグネットを押さえていたアルミパーツとビスを取り除く
⑦ 蝶ダンパー採用
こんなところですね。
あとやれることは一つ二つしか残ってないです。現状でのベスト。
DDDS5 追記
透明ポリカの周辺に接着されている木材はボイスコイル位置の調整用です。
フレームを短くしたのは学生の頃、30年は前のこと。当然ら今回の改造までは見越していない。足した木材の厚さは9ミリ。
木材接着の様子。
エポキシ塗布後指で押さえ、センターをだいたい合わせ、写真の状態で放置。
センターはフレームとの接着の際に調整可能なのでこの時はだいたいで良い。
穴が開いていて、ボイスコイルをかわせるようになっている。