maxellスピーカー

蝶ダンパーはちょっとお休み。maxellのスピーカーの話。 ハードオフで500円で入手。音は素直だが音量が上がらない。今回故あって分解。 外は白いプラ。中は黒いしっかりした黒いプラ。ラジカセとは全く作りが違う。 スピーカーの外枠の保持にはソフトなシー…

蝶ダンパー改良へ

バージョン2です。ビビり対策を主にデザイン変更。 ポリカで2ミリ。ストローク長はやや減少。 細くて厚い仕様です。もうこのくらいスカスカになると、パーツを張り合わせた方が早い感じですが、これは切り抜いて作ったものです。 コルゲーションダンパーに…

DDDS5問題点

前回自画自賛しましたが、欠点が見えてきました。そりゃそうだよね。いきなりパーフェクトな音が出るはずもない。 でも、恐ろしく魅了的な音であるのは間違いない。 蝶ダンパーがビリつくのです。 バイオリンの重音で顕著。コントラバスでもビビってるようだ…

DDDS5 改造スピーカー試聴

とんでもない音が出た。これまで何をやっていたのだろう。素人の私がやすりがけで仕上げた、それも試作版で圧倒的な結果が出たのだ。 8項目の改造だが、蝶ダンパー以外は体験してきたことなので、蝶ダンパーが圧倒的な違いをもたらしたとしか思えない。 情報…

DDDS5 改造まとめ

① 鹿革エッジ ② ショートボイスコイル DDDSはツインコイルという形式なのでそれを手前のみにした。 ③ ショートネック ④ フレームの肉抜き ⑤ 錦糸線の排除 ⑥ マグネットを押さえていたアルミパーツとビスを取り除く ⑦ 蝶ダンパー採用 こんなところですね。 あ…

DDDS5 追記

透明ポリカの周辺に接着されている木材はボイスコイル位置の調整用です。 フレームを短くしたのは学生の頃、30年は前のこと。当然ら今回の改造までは見越していない。足した木材の厚さは9ミリ。 木材接着の様子。 エポキシ塗布後指で押さえ、センターをだい…

DDDS5のフレーム肉抜き

フレームは後半に音抜けが良いように肉抜きしている。金属用ヤスリでガリガリやれば削れる。 削ってみてわかったことだが、ただのプラフレームではない。鉄の粉が混ぜ込まれている。 磁石とボイスコイルから発生する交流磁界を受け止め、さらに「うず電流」…

錦糸線の代わりに

音質にマイナスにしかならないということで、錦糸線を排しています。 しかし、良い代用案はない。ボイスコイルのエナメル線をそのまま引っ張ってきても、振動でブルブル震える、あげく切断ということになる。 今回は蝶ダンパーに接着してみた。ゴム系接着剤…

蝶ダンパー接着まで

鹿革によるエッジ貼り。型紙から切り出した鹿皮四枚。重なり代を考えて長めにしておきます。 ボンド付けの目安に線を引く。 透明のゴム系接着剤で貼る。コーン紙側に塗布しすかさず貼る。位置決めを慎重に。決まったら指で挟んでしっかり押さえる。 まずは対…

蝶ダンパー

CDから作ったダンパー。『蝶』ではないですね。初めはこれでもいけるのでは、と考えていた。 フレームに置いてみる。足が長く中央に置けないが、そこは無視。 指で感触を確かめる。硬さ、ストローク量ともいけそうな感じ。 しかし、これはダンパーの足先が固…

DDDS5 蝶ダンパー

蝶ダンパーについて。現在多くのスピーカーに用いられるのは、コルゲーションダンパー。(赤矢印は無視) 同心円に波打った薄茶色のがそれ。布に何かが塗布されている(と思われる)。安い、簡単、安定と三拍子揃った工業製品の優等生。 それをなぜわざわざ…

DDDS5 蝶ダンパー接着

ボイスコイル。DDDS5なので上下二段になってます。上の段をほどくカッターで切るこの円柱の木材はボイスコイル内径とピタリサイズで接着の際に使う。 円柱は垂直に立っているので、ボイスコイルを正しい位置に接着出来る。(これは別のスピーカーでの失敗例…

DDDS5 磁石固定

エアーを吹き付けると中央磁石が浮いてくる。固定されてないのだ。本来はこのようなアルミパーツで押さえている。ネジはステン。せっかく必要以外の箇所には金属を排しているDDDS7 なのに、もったいないので取り除いた。 念のためズレ防止に竹串で位置固定し…

DDDS5 のフレーム

高さがこれだけ違う。左が正規品。右が私が手を加えたもの。これはもう20年前の改造だか、高さを詰めている。道具もノウハウもろくになかった頃なのに、傾いてはいなかった。 詰めたのはこの部分。 狙いはショートネック化だ。ボイスコイルからコーン紙へと…